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糞甕
ふりがな文庫
“糞甕”の読み方と例文
読み方
割合
くそがめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くそがめ
(逆引き)
そうして跡にのこるものは、頭痛と発熱と、ああ
莫迦
(
ばか
)
なことを言ったという自責。つづいて
糞甕
(
くそがめ
)
に落ちて溺死したいという発作。
玩具
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
世間の土中に過去現在未来する無数の
糞甕
(
くそがめ
)
と、彼もまた変るところのない、一個の
凡甕
(
ぼんよう
)
と化していたのであろうか。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なにを噪いでゐるのかと、幽學が覗いてみると、それはこの家の者が先祖代々重寶にして來た
糞甕
(
くそがめ
)
であつた。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
糞甕(くそがめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
糞
漢検準1級
部首:⽶
17画
甕
漢検1級
部首:⽡
18画
“糞”で始まる語句
糞
糞尿
糞力
糞壺
糞汁
糞度胸
糞堆
糞色
糞土
糞坊主
“糞甕”のふりがなが多い著者
吉川英治
太宰治