“武甕槌”の読み方と例文
読み方割合
たけみかずち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年代茫々ぼうぼうたり、暦日茫々たり、高天茫々たり、海洋茫々たり、山岳茫々たる時に、鹿島灘の怒濤どとうの土を踏んで、経津主ふつぬし武甕槌たけみかずちの両神がこの国に現われた。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これでなければいけない、この海でなければ経津主ふつぬし武甕槌たけみかずちを載せる海はないと思いました。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
天津速駒あまつはやごまという勇敢なる白馬がんでおりました、それは武甕槌たけみかずちという神様の魂から生れた馬だそうでございます、そうの肩に銀の翼が生えていて空中をかけめぐり、夜になると
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)