“かはぞこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
河底100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨水うすいとゞめためておく餘裕よゆうがなくなり、つただけの雨水うすいいちどにながくだつて、やまにあるつちすな河底かはぞこながうづめるために、みづながれかたがきゆうかはつて、あふれひろがるからです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
隅田川の半分も無い運河の幅は、しば/\八千トンの𤍠田丸を擱砂かくしやさせ、その度に御納戸色おなんどいろの水が濁つた。河底かはぞこ饂飩粉うどんこの様に柔かいし船の速力も三分の一に減ぜられて居るので擱砂かくしやしても故障は無い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
河底かはぞこにゐた家鴨あひるらは
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)