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かきつばた
ふりがな文庫
“かきつばた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カキツバタ
語句
割合
杜若
70.0%
燕子花
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杜若
(逆引き)
そこへいくとこの文楽師匠は赤でなし、青でなし、巧緻に両者を混ぜ合わせた
菖蒲
(
あやめ
)
、
鳶尾
(
いちはつ
)
草、
杜若
(
かきつばた
)
——クッキリと
艶
(
あで
)
に美しい紫といえよう。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
戸毎に宿舎割当の氏名が貼り出されているところを、やっと探し当てて、お茂登は、前の小溝に
杜若
(
かきつばた
)
が濃い紫に咲いている一軒の格子をあけた。
その年
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
かきつばた(杜若)の例文をもっと
(49作品)
見る
燕子花
(逆引き)
風情
(
ふぜい
)
は
一段
(
いちだん
)
で、
汀
(
みぎは
)
には、
所々
(
ところ/″\
)
、
丈
(
たけ
)
の
低
(
ひく
)
い
燕子花
(
かきつばた
)
の、
紫
(
むらさき
)
の
花
(
はな
)
に
交
(
まじ
)
つて、あち
此方
(
こち
)
に
又
(
また
)
一
輪
(
りん
)
づゝ、
言交
(
いひか
)
はしたやうに、
白
(
しろ
)
い
花
(
はな
)
が
交
(
まじ
)
つて
咲
(
さ
)
く……
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
濁江の水に材木が
浸
(
ひた
)
してある。浮ぶともなく浮んでいるその材木の陰に、
燕子花
(
かきつばた
)
の花が咲いている、というのであろう。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
かきつばた(燕子花)の例文をもっと
(21作品)
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