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かがのかみ
ふりがな文庫
“かがのかみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
加賀守
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
加賀守
(逆引き)
根岸
肥前守
(
ひぜんのかみ
)
、岩瀬
加賀守
(
かがのかみ
)
、荒尾
但馬守
(
たじまのかみ
)
、筒井
和泉守
(
いずみのかみ
)
、四代の町奉行に歴仕して、
綽名
(
あだな
)
を「
玻璃窓
(
はりまど
)
」と呼ばれたところの、郡上平八は呟いたが、急にニヤリと片笑いをすると
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大久保
加賀守
(
かがのかみ
)
の血につながる一族で、ちょうどこの事件のあった十年まえ、あれなる青まゆの女を向島の葉茶屋から
退
(
ひ
)
かして正妻に直したころから、しだいにその
放埓
(
ほうらつ
)
が重なり
右門捕物帖:04 青眉の女
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
これより
旬日
(
じゆんじつ
)
の
前
(
まへ
)
までは、
前田
(
まへだ
)
加賀守
(
かがのかみ
)
治脩公
(
ちしうこう
)
、
毎朝
(
まいてう
)
缺
(
かゝ
)
すことなく
旭
(
あさひ
)
を
禮拜
(
らいはい
)
なし
給
(
たま
)
ふに、
唯
(
たゞ
)
見
(
み
)
る
寂寞
(
せきばく
)
たる
墓
(
はか
)
の
下
(
した
)
に、
金城
(
きんじやう
)
の
蒼生
(
たみ
)
皆
(
みな
)
眠
(
ねむ
)
りて、
彌望
(
びばう
)
、
極顧
(
きよくこ
)
、
活色
(
くわつしよく
)
なく、
眼
(
め
)
の
下
(
した
)
近
(
ちか
)
き
鍛冶屋
(
かぢや
)
にて
鉄槌の音
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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