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おんしゅう
ふりがな文庫
“おんしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
怨讐
30.0%
温習
20.0%
恩讐
20.0%
怨執
10.0%
恩讎
10.0%
恩酬
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怨讐
(逆引き)
わしは勢いに巻き込まれたのだという気がする。他人の欲望——というよりも、むしろ
無始
(
むし
)
以来結ぼれて解けない人間の
怨讐
(
おんしゅう
)
の大
渦
(
うず
)
のなかに巻き込まれたのだという気がする。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
おんしゅう(怨讐)の例文をもっと
(3作品)
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温習
(逆引き)
薄き給金にて
繋
(
つな
)
がれ、昼の
温習
(
おんしゅう
)
、夜の舞台ときびしく使われ、芝居の化粧部屋に
入
(
い
)
りてこそ紅粉をも
粧
(
よそお
)
い、美しき衣をもまとえ、場外にてはひとり身の衣食も足らずがちなれば
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
おんしゅう(温習)の例文をもっと
(2作品)
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恩讐
(逆引き)
今は、
恩讐
(
おんしゅう
)
を越えた、晴れやかな表情で、妓王は仏の手をとって中へ導き入れた。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
おんしゅう(恩讐)の例文をもっと
(2作品)
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怨執
(逆引き)
「田万里の件——かの出羽への
怨執
(
おんしゅう
)
は、よも御忘却ではあるまいな。」
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
おんしゅう(怨執)の例文をもっと
(1作品)
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恩讎
(逆引き)
僧徒らしい気分などは
微塵
(
みじん
)
もなく、ただ非凡なる怪力と強烈なる感情、極端に清浄を愛して
叨
(
みだ
)
りに俗衆の近づくを憎み、ことに隠形自在にして
恩讎
(
おんしゅう
)
ともに常人の意表に出でた故に
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
おんしゅう(恩讎)の例文をもっと
(1作品)
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恩酬
(逆引き)
それに引き換え、勘次の父は村会を圧する程隆盛になって来た。そこで勘次の父は秋三の家が没落して他人手に渡ろうとした時、復讐と
恩酬
(
おんしゅう
)
とを籠めたあらゆる意味において、「今だ!」と思った。
南北
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
おんしゅう(恩酬)の例文をもっと
(1作品)
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