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恩讐
ふりがな文庫
“恩讐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おんしゅう
66.7%
おんしう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんしゅう
(逆引き)
理由もいわずに弦之丞が、せっかく手に入れた秘帖の一端を裂いて老人へ贈ったのは、それに
酬
(
むく
)
う武道の情義であった。いいかえれば、
恩讐
(
おんしゅう
)
を超えた心と心の答礼だった。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今は、
恩讐
(
おんしゅう
)
を越えた、晴れやかな表情で、妓王は仏の手をとって中へ導き入れた。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
恩讐(おんしゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
おんしう
(逆引き)
當初
御萱堂
(
ごけんだう
)
不幸之
砌
(
みぎり
)
、
存寄
(
ぞんじよ
)
らざる儀とは
申
(
まうし
)
ながら、拙者の身上共禍因と連係候故、報謝の一端にもと志候御世話も、此の如く相終候上は、最早債を
償
(
つぐの
)
ひ
劵
(
ふだ
)
を折候と同じく、何の
恩讐
(
おんしう
)
も無之
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
恩讐(おんしう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“恩讐”の意味
《名詞》
恩 讐(おんしゅう)
恩と仇。
(出典:Wiktionary)
恩
常用漢字
小6
部首:⼼
10画
讐
漢検1級
部首:⾔
23画
“恩”で始まる語句
恩
恩寵
恩顧
恩人
恩怨
恩愛
恩恵
恩誼
恩惠
恩返
“恩讐”のふりがなが多い著者
作者不詳
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
吉川英治