トップ
>
温習
>
おんしゅう
ふりがな文庫
“
温習
(
おんしゅう
)” の例文
私が初めて
温習
(
おんしゅう
)
会に出て梅の春を語ったときに、連中の仲の町の鶴屋という
引出茶屋
(
ひきてぢゃや
)
の主人がお師匠さんと一緒の写真を撮ってくれた。
桜林
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
薄き給金にて
繋
(
つな
)
がれ、昼の
温習
(
おんしゅう
)
、夜の舞台ときびしく使われ、芝居の化粧部屋に
入
(
い
)
りてこそ紅粉をも
粧
(
よそお
)
い、美しき衣をもまとえ、場外にてはひとり身の衣食も足らずがちなれば
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
朝の
珈琲
(
カッフェー
)
果つれば、彼は
温習
(
おんしゅう
)
に
往
(
ゆ
)
き、さらぬ日には家に
留
(
とど
)
まりて、余はキョオニヒ街の間口せまく奥行のみいと長き休息所に赴き、あらゆる新聞を読み、鉛筆取り出でてかれこれと材料を集む。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
習
常用漢字
小3
部首:⽻
11画
“温習”で始まる語句
温習会