“おほくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巨椋27.3%
大倉18.2%
大蔵18.2%
大藏18.2%
大内藏9.1%
大椋9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椋湖りやうこ巨椋おほくらの池であらう。茶山が波響と小倉附近に遊んだのは、恐くは二人が始て京都に於てまじはりを訂した寛政初年の秋であつただらう。同じく舟を椋湖に泛べた緇素しそとは誰々か。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
目下もくかでは大倉おほくららうくんさ。
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
大蔵おほくらの原目にただひとつ頼むの明かりしかば遂に消しにけり
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大藏おほくらの原目にただひとつ頼むの明かりしかば遂に消しにけり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
玄關げんくわんに送り出せしかば生駒家の用人ようにん金子忠右衞門玄關につき今日嚴命げんめいに因て主人生駒大内藏おほくらへ貴君樣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大椋おほくらの池にうかるる鴛鴦をしどりのをしき月日をいたづらに経ぬ
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)