トップ
>
おはぐろ
ふりがな文庫
“おはぐろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉄漿
78.9%
鐵漿
7.9%
黒漿
5.3%
御歯涅
2.6%
御歯黒
2.6%
鉄醤
2.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄漿
(逆引き)
三十二というにしては恐ろしく若く、色白の無造作な化粧、
鉄漿
(
おはぐろ
)
もつけず、眉も落さないのが、反ってこの女を新鮮に見せるのでしょう。
銭形平次捕物控:241 人違い殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
おはぐろ(鉄漿)の例文をもっと
(30作品)
見る
鐵漿
(逆引き)
『ハイ。そでごあんすどもなす、先生樣、兄弟何方も一年生だら、
可笑
(
をかし
)
ごあんすべアすか?』と、老女は
鐵漿
(
おはぐろ
)
の落ちた齒を見せて、テレ隱しに追從笑ひをした。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
おはぐろ(鐵漿)の例文をもっと
(3作品)
見る
黒漿
(逆引き)
と、老女は
黒漿
(
おはぐろ
)
の落ちた歯を見せて、テレ隠しに
追従
(
つゐしよう
)
笑ひをした。
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
おはぐろ(黒漿)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
御歯涅
(逆引き)
石鹸
(
シャボン
)
玉
泡沫
(
ほうまつ
)
夢幻
(
むげん
)
の世に楽を
為
(
せ
)
では損と帳場の金を
攫
(
つか
)
み出して
御歯涅
(
おはぐろ
)
溝
(
どぶ
)
の水と流す息子なりしとかや。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
おはぐろ(御歯涅)の例文をもっと
(1作品)
見る
御歯黒
(逆引き)
御歯黒
(
おはぐろ
)
蜻蛉
(
とんぼ
)
が、
鉄漿
(
かね
)
つけた
女房
(
にょうぼ
)
の、
微
(
かすか
)
な夢の影らしく、ひらひらと一つ、葉ばかりの
燕子花
(
かきつばた
)
を伝って飛ぶのが、このあたりの御殿女中の
逍遥
(
しょうよう
)
した昔の幻を、寂しく描いて、都を出た日
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おはぐろ(御歯黒)の例文をもっと
(1作品)
見る
鉄醤
(逆引き)
年の頃は
二十歳
(
はたち
)
そこそこ、色は少し浅黒い方、にっこりすると美しい歯並みが見えて、少しも
鉄醤
(
おはぐろ
)
臭くないのが、まず忠弘には嬉しい風俗でした。
奇談クラブ〔戦後版〕:12 乞食志願
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
おはぐろ(鉄醤)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
かね
はぐろ