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鐵漿
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おはぐろ
ふりがな文庫
“
鐵漿
(
おはぐろ
)” の例文
新字:
鉄漿
寢衣
(
ねまき
)
も何もはだけ放題にはだけて、
太腿
(
ふともゝ
)
までもあらはに、口の
邊
(
あたり
)
には、
鐵漿
(
おはぐろ
)
のやうなものがベタ/\附いてゐる。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
『ハイ。そでごあんすどもなす、先生樣、兄弟何方も一年生だら、
可笑
(
をかし
)
ごあんすべアすか?』と、老女は
鐵漿
(
おはぐろ
)
の落ちた齒を見せて、テレ隱しに追從笑ひをした。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
と、お由は
鐵漿
(
おはぐろ
)
の剥げた穢ない齒を
露出
(
むきだ
)
にして、ワッハヽヽと男の樣に笑つたものだ。鍛冶屋の門と此の家の門に、『神道天理教會』と書いた、丈五寸許りの、硝子を嵌めた表札が掲げられた。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
鐵
部首:⾦
21画
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
“鐵漿”で始まる語句
鐵漿瓶