“いりぐち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
入口93.1%
玄関3.4%
表口3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次かんじはおつたの姿すがたをちらりと垣根かきね入口いりぐちとき不快ふくわいしがめてらぬ容子ようすよそほひながら只管ひたすら蕎麥そばからちからそゝいだのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
事件出来しゅったいとみて、紙屑拾いに出かけようとしていた葬式彦も引き留められ、勘次は、あわてふためいている常吉を案内して広くもない玄関いりぐちへ通すと、破れ半纏をひっかけた藤吉親分が
表口いりぐちの群衆に混って彦兵衛は戸外から覗いていた。