“いひふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言含50.0%
云含50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定め當年十一歳なるせがれ忠右衞門を呼出よびいだ委細ゐさい言含いひふくめ又家中一同を呼出して今宵は通夜つやを致し明朝みやうてう六ツの時計を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なし名主林右衞門へも頼みおきて近所へは身延みのぶ參詣さんけい披露ひろうし忠兵衞へ跡の事ども言含いひふくめ文藏お時は下男吉平が實ていなる者故是をとも召連めしつれて主從三人頃は享保十二年十月十日原澤村はらさはむら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞き其謀計そのはかりごと奇妙々々きめう/\誠に當時たうじ智者ちしやなりと譽稱ほめたゝへ夫より白子屋へ歸り年増としまの下女お久をひそかに呼びお熊の小袖三ツと金一兩を出し菊に斯々かく/\言含いひふくくれよと頼みければお久承知して我部屋わがへやへお菊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
してなりとも金のつるに取付かんと工夫くふうをなし女房にも相談さうだんの上仕合しあはせよくば其方共のむかひに來るべしと云含いひふくめ留守の入用にと金二十兩を渡し十二歳と九歳の男子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)