“いひこし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
云越50.0%
言越50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逃亡かけおち致されよ我も辯解いひわけなければ是より宿へ歸るべし三十六けい走るにしかじ我が宿やど牛込うしごめ改代町かいたいまち芋屋いもや六兵衞と云者いふものなり用事有らば云越いひこし給へと兩人云合いひあはせ早々に支度したくして七助は牛込お梅は平兵衞方へ迯歸にげかへりしなりされば委細のわけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ばしたれば婚姻こんいんの日は先方より言越いひこし參らば直にしても致せるやうに爲て置たく就ては娘が天窓あたまものおび衣類いるゐ箪笥たんす長持ながもち其外一しき新撰あたらしとゝのへんとは思へども是等に男はやくに立ず然とて親類しんるゐ縁者えんじやとても有らねば萬事ばんじ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)