“いてふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銀杏75.0%
公孫樹19.4%
銀杏樹2.8%
移牒2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は巻煙草をふかしながら、唐桟柄(たうざんがら)の着物を着た男や銀杏(いてふ)返しに結(ゆ)つた女を眺め、何か矛盾に近いものを感じない訣(わけ)には行(ゆ)かなかつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
それから又苔類、士馬※(すぎごけ)類、羊齒(しだ)類、木賊(とくさ)類、蘇鐵(そてつ)類、公孫樹(いてふ)類、被子植物の中の單、雙子葉顯花植物類等にも、發光する種類があるさうだ。
光る生物 (旧字旧仮名) / 神田左京(著)
銀杏樹(いてふ)よ、くるほしき
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
銀杏樹(いてふ)は北を壓(お)す
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
で、こくめいな長官藤原維幾は、玄明が私(わたくし)した官物を弁償せしめんが為に、度〻の移牒(いてふ)を送つたが、斯様(かう)いふ男だから、横道(わうだう)に構(かま)へ込んで出頭などはしない。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
勿論これだけの事をしたのには、維幾との間に一ト通りで無いいきさつが有つたからだらうが、何にせよ悪辣(あくらつ)な奴だ。維幾は怒つて下総の官員にも将門にも移牒(いてふ)して、玄明を捕へて引渡せと申送つた。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)