“あれもやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暴模樣50.0%
暴風雨模樣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ましたかほで、長煙管ながぎせる一服いつぷくスツとときかぜつて、ざツざツと雨風あめかぜつた。うちではない、戸外おもてである、暴模樣あれもやうしのつく大雨おほあめ。……
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いまから二三年前ねんまへのこと、其時そのときは、ふね出懸でがけから暴風雨模樣あれもやうでな、かぜく、あめる。敦賀つるが宿やど逡巡しりごみして、逗留とうりうしたものが七あつて、つたのはまあ三ぢやつた。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)