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あめあし
ふりがな文庫
“あめあし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雨脚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨脚
(逆引き)
さっきは
雨脚
(
あめあし
)
が繁くって、まるで、薄墨で
刷
(
は
)
いたよう、
堤防
(
どて
)
だの、石垣だの、
蛇籠
(
じゃかご
)
だの、
中洲
(
なかす
)
に草の生えた処だのが、
点々
(
ぽっちりぽっちり
)
、あちらこちらに黒ずんでいて、それで湿っぽくって
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
雲
(
くも
)
は
黒髪
(
くろかみ
)
の
如
(
ごと
)
く
野
(
の
)
に
捌
(
さば
)
けて、
棟
(
むね
)
を
絡
(
まと
)
ひ、
檐
(
のき
)
に
乱
(
みだ
)
るゝとゝもに、
向
(
むか
)
うの
山裾
(
やますそ
)
に、ひとつ、ぽつんと
見
(
み
)
える、
柴小屋
(
しばごや
)
の
茅屋根
(
かややね
)
に、
薄
(
うす
)
く
雨脚
(
あめあし
)
が
掛
(
か
)
かつて、
下草
(
したぐさ
)
に
裾
(
すそ
)
をぼかしつゝ
歩行
(
ある
)
くやうに、
次第
(
しだい
)
に
此方
(
こちら
)
へ
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あめあし(雨脚)の例文をもっと
(5作品)
見る
“あめあし”の意味
《名詞》
あめあし【雨脚、雨足】
雨が通り過ぎる様。
線状に見え降り注ぐ雨。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あまあし
うきゃく