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あまあし
ふりがな文庫
“あまあし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雨脚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨脚
(逆引き)
憑
(
つ
)
かれたように立ちなおった弥生が、見るまに血相をかえて手早く帯を
締
(
し
)
め出したとき、やにわに本降りに変わって、銀に光る太い
雨脚
(
あまあし
)
が
檐
(
のき
)
をたたいた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
倉地は
陰鬱
(
いんうつ
)
な
雨脚
(
あまあし
)
で灰色になったガラス窓を背景にして突っ立ちながら、黙ったまま不安らしく首をかしげた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
風の加った
雨脚
(
あまあし
)
の激しい海の
真只中
(
まっただなか
)
だ。もはや、小初の背後の波間には追って来る一人の男の姿も見えない。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
あまあし(雨脚)の例文をもっと
(16作品)
見る
“あまあし”の意味
《名詞》
あまあし【雨脚、雨足】
雨が通り過ぎる様。
筋のように見え降り注ぐ雨。
(出典:Wiktionary)
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うきゃく