“あげつら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アゲツラ
語句割合
78.6%
詮索7.1%
論議7.1%
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
記念すべき祭典の欠点を殊更あげつらふのは心なきわざではあらうが、二年経た今なほかうした印象や感想は消えずにある。
君臣相念 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
馬の顔の長さまで詮索あげつらって、いずれも一点非の打つところなきを第一等として、金五千フランと名誉のむちを授与するほか、今年の優勝者は来年の謝肉祭キャルナヴァルに市賓として招待され
「以後、何者たりと、わが帝業に対して、論議あげつらいするやつは、即座に断罪だぞ」と、布令させた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊邪奈美命答へもうしたまはく悔しきかも速く来まさずして、吾は黄泉戸喫よもつのへぐいしぬ。然れども愛しき我那勢命なせのみこと入り来ますことのかしこければ、まづつばらか黄泉神よもつのかみあげつらはん、我をなたまひそ。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)