“あいかわらず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不相変77.3%
相不変22.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
検事の論告、私の弁論、この間、被告人は美しい顔を少しも乱さず、不相変、しずかな表情をもって黙ってきいて居たのでした。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
もなく良人姿がすーッと浪打際われました。服装その不相変でございますが、しばらくらか修行んだのか、何所となく貫禄がついてりました。
姉妹は思わず目を見合せて、ようやく明るい微笑を交しながら、なおも息をつまらせて耳をてていた。しかし、隣家からは、相不変、なんの返事も無いらしかった。
姨捨 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
私はその返事のバスに人ごとながら聴耳をたてたが、相不変曖昧な言葉が同じように鈍い調子で響くばかりで、やがて女はあきらめたようすでいなくなってしまった。
冬の蠅 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)