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あいかわらず
ふりがな文庫
“あいかわらず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不相変
77.3%
相不変
22.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不相変
(逆引き)
検事の論告、私の弁論、この間、被告人は美しい顔を少しも乱さず、
不相変
(
あいかわらず
)
、しずかな表情をもって黙ってきいて居たのでした。
彼が殺したか
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
間
(
ま
)
もなく
良人
(
おっと
)
の
姿
(
すがた
)
がすーッと
浪打際
(
なみうちぎわ
)
に
現
(
あら
)
われました。
服装
(
ふくそう
)
その
他
(
た
)
は
不相変
(
あいかわらず
)
でございますが、しばらく
見
(
み
)
ぬ
間
(
ま
)
に
幾
(
いく
)
らか
修行
(
しゅぎょう
)
が
積
(
つ
)
んだのか、
何所
(
どこ
)
となく
身
(
み
)
に
貫禄
(
かんめ
)
がついて
居
(
お
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
あいかわらず(不相変)の例文をもっと
(50作品+)
見る
相不変
(逆引き)
姉妹は思わず目を見合せて、ようやく明るい
微笑
(
ほほえみ
)
を交しながら、なおも息をつまらせて耳を
欹
(
そばだ
)
てていた。しかし、隣家からは、
相不変
(
あいかわらず
)
、なんの返事も無いらしかった。
姨捨
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
私はその返事のバスに人ごとながら聴耳をたてたが、
相不変
(
あいかわらず
)
曖昧
(
あいまい
)
な言葉が同じように鈍い調子で響くばかりで、やがて女はあきらめたようすでいなくなってしまった。
冬の蠅
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
あいかわらず(相不変)の例文をもっと
(20作品)
見る
“あいかわらず”の意味
《形容動詞》
あいかわらず【相変わらず】
以前と同様で。以前と変わらず。
いつもと特に変化がなく。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あひかはらず
あひかわらず