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あひかはらず
ふりがな文庫
“あひかはらず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不相変
66.7%
相不変
13.3%
不相變
11.1%
相不變
6.7%
不相易
2.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不相変
(逆引き)
其朝は三年生の仙太も早く出て来て体操場の隅に
悄然
(
しよんぼり
)
として居る。他の生徒を羨ましさうに眺め
佇立
(
たゝず
)
んで居るのを見ると、
不相変
(
あひかはらず
)
誰も相手にするものは無いらしい。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
あひかはらず(不相変)の例文をもっと
(30作品)
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相不変
(逆引き)
自分は「よく寝てゐます」とぶつきらぼうな返事をして、泣顔を見られるのが嫌だつたから、
匇々
(
そうそう
)
凩の往来へ出た。往来は
相不変
(
あひかはらず
)
、砂煙が空へ舞ひ上つてゐた。
あの頃の自分の事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あひかはらず(相不変)の例文をもっと
(6作品)
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不相變
(逆引き)
信吾の不意に
發
(
た
)
つて以來、富江は長い手紙を三四度東京に送つた。が、葉書一本の返事すらない。そして富江は
不相變
(
あひかはらず
)
何時でも
噪
(
はしや
)
いでゐる。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
あひかはらず(不相變)の例文をもっと
(5作品)
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相不變
(逆引き)
成程猿の方は、かやうに間もなく、皆のものに可愛がられるやうになりましたが、肝腎の良秀はやはり誰にでも嫌はれて、
相不變
(
あひかはらず
)
陰へまはつては、猿秀呼りをされて居りました。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あひかはらず(相不變)の例文をもっと
(3作品)
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不相易
(逆引き)
(中略。)出府にても何も別段之事も無之、先旧習は追々脱し候様には候へども、とかく日本と
唐
(
から
)
好きにて、中々
不相易
(
あひかはらず
)
一寸も引けは取不申候。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
あひかはらず(不相易)の例文をもっと
(1作品)
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