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『国民性の問題』
ふりがな文庫
『
国民性の問題
(
こくみんせいのもんだい
)
』
現代における芸術の問題は要するに日本の国民性全体についての問題である。芸術をお上の役人が検閲するのが好いとか悪いとかいって議論して見たところで、いまの一般社会がよくもならなければ悪くもなるまい。依然としていまの状態をつづけて行くにきまってい …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新演藝」1922(大正11)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何
(
どう
)
場合
(
ばめん
)
他
(
た
)
倦
(
あ
)
好
(
よ
)
後
(
のち
)
見物
(
けんぶつ
)
輿論
(
よろん
)
検閲
(
けんえつ
)
泣言
(
なきごと
)
理窟
(
りくつ
)
生温
(
なまぬる
)
興行
(
こうぎょう
)
設
(
もう
)
憤慨
(
ふんがい
)
逢
(
あ
)
邪魔
(
じゃま
)
鍔
(
つば
)
陳列
(
ちんれつ
)
本
(
もと
)
撤回
(
てっかい
)
控訴
(
こうそ
)
一所
(
いっしょ
)
慰
(
なぐさ
)
愚痴
(
ぐち
)
後
(
あと
)
対手
(
あいて
)
好
(
い
)
叱言
(
こごと
)
刺戟
(
しげき
)
冠
(
かぶ
)
乃至
(
ないし
)