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『死んでいた狒狒』
ふりがな文庫
『
死んでいた狒狒
(
しんでいたひひ
)
』
昔から山には魑魅、水には魍魎がおると云われているが、明治二十年比の事であった。日向の山奥で森林を伐採した事があって、附近の者は元より他国からも木客が集まって来たが、その木客だちは、昼は鬱蒼たる森林の中ではたらき、夜は麓に近い山小屋へ帰って来 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
纏
(
まとわ
)
代
(
かわ
)
何人
(
たれ
)
比
(
ごろ
)
此方
(
こっち
)
幾何
(
いくら
)
聞
(
きこ
)
日向
(
ひゅうが
)
魍魎
(
もうりょう
)
鬱蒼
(
うっそう
)
酷
(
ひど
)
距
(
へだ
)
起
(
た
)
蜘蛛
(
くも
)
魑魅
(
ちみ
)
麓
(
ふもと
)
黎明
(
れいめい
)
狒狒
(
ひひ
)
木客
(
そま
)
惹
(
ひ
)
忌
(
い
)
得態
(
えたい
)
彼
(
か
)
小舎
(
こや
)
壮
(
わか
)
同儕
(
なかま
)
勝鬨
(
かちどき
)
前方
(
むこう
)
傍
(
そば
)