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『車』
ふりがな文庫
『
車
(
くるま
)
』
ハーシュは籠を頭に載っけて午前中町かどに立ってゐましたがどう云ふわけか一つも仕事がありませんでした。呆れて籠をおろして腰をかけ弁当をたべはじめましたら一人の赤髯の男がせはしさうにやって来ました。 「おい、大急ぎだ。兵営の普請に足りなくなった …
著者
宮沢賢治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
俄
(
には
)
匂
(
にほひ
)
籠
(
かご
)
凹
(
へこ
)
油
(
ゆ
)
繩
(
なは
)
罐
(
くわん
)
杭
(
くひ
)
藪
(
やぶ
)
綯
(
な
)
蔭
(
かげ
)
蕈
(
きのこ
)
機嫌
(
きげん
)
訊
(
き
)
貰
(
もら
)
赤髯
(
あかひげ
)
路
(
みち
)
雀
(
すずめ
)
眼
(
め
)
云
(
い
)
楊
(
やなぎ
)
松脂
(
まつやに
)
斯
(
か
)
屈
(
かが
)
啼
(
な
)
唇
(
くちびる
)
呉
(
く
)
呆
(
あき
)
何処
(
どこ
)
題名が同じ作品
車
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)