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咽
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のど
ふりがな文庫
“
咽
(
のど
)” の例文
老人は、
咽
(
のど
)
から絞り出すような声で私を叱った。そして、ひったくるように私の手から竿を取ったのである。何と憎々しい爺だろう。
想い出
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
「平気、平気。畜生め、一ひねりだ。おっちょこちょいの、此の
咽
(
のど
)
を、こんな具合にしめつけると、ぴいと鳴るから奇妙なものさ。」
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
その時、赤彦君のうしろに猫がうづくまつて
咽
(
のど
)
を鳴らしてゐた。これは赤彦君がいつも猫を可哀がるので
傍
(
そば
)
に来てゐるのであつた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
半九郎は立上がつて、自分の
咽
(
のど
)
を掻きむしりながら
皺枯聲
(
しわがれごゑ
)
で叫ぶのです。狂暴な眼玉が、今にも脱出しさうにギラギラと光ります。
銭形平次捕物控:132 雛の別れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「貴様は一体兄を兄と思はない。亭主より外に大事なものが無いんだ。へん、亭主は大事よ。」と
咽
(
のど
)
低く
嘲笑
(
あざわら
)
つて又書斎へ戻つた。
茗荷畠
(新字旧仮名)
/
真山青果
(著)
▼ もっと見る
その抽斗が
開
(
あ
)
けられたり
閉
(
し
)
められたりする時に抽斗の微分子が諸君の鼻の中を舞い上ったり諸君の
咽
(
のど
)
を舞い下ったりするのである。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
のっそりハッと
俯伏
(
うつぶ
)
せしまま五体を
濤
(
なみ
)
と
動
(
ゆる
)
がして、十兵衛めが
生命
(
いのち
)
はさ、さ、さし出しまする、と云いしぎり
咽
(
のど
)
塞
(
ふさ
)
がりて言語絶え
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
三たび撫でまわすと全身がすっきりしてきて、その心地よさが骨髄に沁みるようであった、すると女はその
丸
(
たま
)
を取って
咽
(
のど
)
に入れて言った。
嬌娜
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
書記は
仰臥
(
あおむけ
)
に倒れて手足を突張り、
咽
(
のど
)
には
匕首
(
あいくち
)
が突刺さって、顔色は紫色に変っていた。そして口からは一線の生血がタラタラと流れて
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
和泉堺のある寺の白犬
勤行
(
ごんぎょう
)
の時堂の縁に来て平伏したが餅を
咽
(
のど
)
に詰めて死し、夢に念仏の
功力
(
くりき
)
で門番人の子に生まると告げ果して生まる。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
慾張
(
よくばり
)
抜いて大急ぎで歩いたから
咽
(
のど
)
が
渇
(
かわ
)
いてしようがあるまい、
早速
(
さっそく
)
茶を飲もうと思うたが、まだ湯が
沸
(
わ
)
いておらぬという。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
八は少し頭がふらつく。その癖
咽
(
のど
)
が乾いて飲みたいので、コツプに注いで置いたコニヤツクを一口飲む。それが今度は強過ぎるやうに思はれる。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
それを考えただけでも
咽
(
のど
)
がグウグウ鳴る。しかしこの疲れた足で金性水を汲みに行くのは容易な事ではない。この暗い夜! 胸突き八丁の険阻。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
鼻腔
(
びこう
)
はつきさされるよう、
咽
(
のど
)
はかわいて声さえでぬ。……そこにしばらくもがいていれば煙にまかれて
窒息
(
ちっそく
)
はとうぜんだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
片手に鼻眼鏡が落ちそうになるのをおさえながら、片手に火のついたパイプを持って、
咽
(
のど
)
を鳴らし鳴らし、笑っている。
西郷隆盛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鳥
(
とり
)
は
赤
(
あか
)
と
緑
(
みどり
)
の
羽
(
はね
)
をして、
咽
(
のど
)
のまわりには、
黄金
(
きん
)
を
纒
(
まと
)
い、二つの
眼
(
め
)
を
星
(
ほし
)
のようにきらきら
光
(
ひか
)
らせておりました。それはほんとうに
美事
(
みごと
)
なものでした。
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
嘴
(
くちばし
)
および
咽
(
のど
)
辺などに爪牙にかけられし
創
(
きず
)
を受け得て、その景状はすべて夢中にありし事柄と
毫
(
ごう
)
も異なることこれなし。
妖怪報告
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
咽
(
のど
)
ッ風邪で熱があって苦しいのだから、家に居て看病して呉れる位の
真情
(
じつ
)
が有りそうなものだとか厭味らしく抜かす。
越後獅子
(新字新仮名)
/
羽志主水
(著)
え、証人が倉「はい有ります、
御存
(
ごぞんじ
)
の通り一昨夜は
毎
(
いつ
)
もより蒸暑くて
夫
(
それ
)
にリセリウ
街
(
がい
)
で
所天
(
おっと
)
に分れ
内
(
うち
)
まで
徒歩
(
あるい
)
て帰りました
為
(
た
)
め大層
咽
(
のど
)
が乾きまして、 ...
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
商人は
懐
(
ふところ
)
にありて
温
(
あたゝまり
)
のさめざる焼飯の大なるを二ツ食し、雪に
咽
(
のど
)
を
潤
(
うるほ
)
して
精心
(
せいしん
)
健
(
すこやか
)
になり前にすゝんで雪をこぎけり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
咽
(
のど
)
はカラカラに
干
(
ひ
)
からびて、舌が石のように
干
(
ほ
)
し固まり、心臓は咽のあたりまで飛び上がってくるかと感じられた。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
しかし、その声は、
咽
(
のど
)
の
奥
(
おく
)
から何かの力で引きもどされたように、変なうなり声になっただけだった。郵便物当番は、むろん、ふり向きもしなかった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
私は、口に合ったそれらの料理を、むらむらと
咽
(
のど
)
へこみ上げてくる涙と一緒に呑み込むようにして食べていた。
黒髪
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
見世物が出る。手軽な飲食店が出る。
咽
(
のど
)
を
稗
(
ひえ
)
が通る様に、店の間を押し合いへし合いしてぞろ/\
人間
(
にんげん
)
が通る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
何も知らない子猫はやはり猫らしく
咽
(
のど
)
を鳴らすのである。土の香をかがせてやると二度に一度は用を便じた。
ねずみと猫
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
さ「あ
痛
(
いた
)
た/\恐れ入りました、上げますよ/\、上げますから堪忍して下さい、娘の
貰引
(
もらいひき
)
に
咽
(
のど
)
を締る奴がありますか、
軍鶏
(
しゃも
)
じゃアあるまいし、上げますよ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大久保は、馬車から引きずり降ろされて、六人の壮士から切りさいなまれた。ひとりの壮士は、とどめの短刀をもって、その
鍔元
(
つばもと
)
まで、大久保の
咽
(
のど
)
に突きさした。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
それに続いて
咽
(
のど
)
が何かにむせるような、それから何物かに強く口を
塞
(
ふさ
)
がれて、窒息しそうな堪えがたい苦しみの記憶が、ふと、全く思いがけなく彼に
蘇生
(
よみがえ
)
って来た。
六月
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
あまりに意外な怪物が出て来たので、さすがのフーラー博士も、
唾
(
つば
)
が
咽
(
のど
)
につまって、声が出ないのだ。
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
斯して置は殺生なり
然
(
さり
)
とて
生返
(
いきかへ
)
らせなば又々旅人へ惡さをなす者共なれば
止
(
とゞ
)
めを
刺
(
さし
)
て呉んと鐵の棒の
先
(
さき
)
を
咽
(
のど
)
の
邊
(
あた
)
りへ
押當
(
おしあて
)
て
一寸々々
(
ちよい/\
)
と
葭
(
よし
)
で物を突く如く
手輕
(
てがる
)
に止めを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此男は元来
咽
(
のど
)
の乾く
性
(
たち
)
ですから、一度この味を占めると、また一口飲みたく成る、つい二度三度と瓶へのお見舞を重ねる中に、段々に気が遠くなつて、目がちらつき
新浦島
(新字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
男の心持ちが分かったので、女は
咽
(
のど
)
を締め付けられるような気がして、何も言う事が出来ずにいる。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
「はッはッはッ。これが
噂
(
うわさ
)
の
高
(
たか
)
い
土平
(
どへい
)
だの。いやもう
感心
(
かんしん
)
感心
(
かんしん
)
。この
咽
(
のど
)
では、
文字太夫
(
もじだゆう
)
も
跣足
(
はだし
)
だて」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
頑児の一念、ここに至りて、食
咽
(
のど
)
を下らず、寝
蓐
(
しとね
)
に安んぜず、ただ一死の
蚤
(
はや
)
からざるを悲しむのみ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
亡くなッた人をこう申すのははしたないようですが、気あらな、押し強い、弁も達者で、まあ俗に
背
(
せな
)
かを打って
咽
(
のど
)
をしむるなど申しますが、ちょっとそんな人でした。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
「お前、いい子だから、ちょっと跳び上って、己に林檎を一つ取ってくれ。
咽
(
のど
)
を
湿
(
しめ
)
すんだから。」
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
咽
(
のど
)
が渇くと栗番小屋の側の梨畑から採って来た梨を、皮も
脱
(
む
)
かずに、
滓
(
かす
)
ぐるみ呑み込んでしまう。そしてまた地上にごろりと寝そべって木の間から漏れる雲間を眺める。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
さうしては
蛙
(
かへる
)
の
鳴
(
な
)
かぬ
日中
(
につちう
)
にのみ、
之
(
これ
)
を
仰
(
あふ
)
げば
眩
(
まば
)
ゆさに
堪
(
た
)
へぬやうに
其
(
そ
)
の
身
(
み
)
を
遙
(
はるか
)
に
煌
(
きら
)
めく
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
の
中
(
なか
)
に
沒
(
ぼつ
)
して
其
(
その
)
小
(
ちひ
)
さな
咽
(
のど
)
の
拗切
(
ちぎ
)
れるまでは
劇
(
はげ
)
しく
鳴
(
な
)
らさうとするのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
わたくしはあの時なんとも言わずにいましたが、あの日には夕食が
咽
(
のど
)
に通らなかったのです。
最終の午後
(新字新仮名)
/
フェレンツ・モルナール
(著)
信州の
木曽渓
(
きそだに
)
でもある家の
馬飼童
(
うまかいわらわ
)
が、
惰
(
なま
)
けて水を忘れて主人の馬を死なせ、それから水が火になって飲むことが出来ず、
辛
(
かろ
)
うじて木葉の
雫
(
しずく
)
で
咽
(
のど
)
を
沾
(
うる
)
おすようになったといって
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
山々の
麓
(
ふもと
)
にはもう
暗
(
やみ
)
が塊まっていた。しかし山頂にはまだ
幽
(
かす
)
かに光が漂っていた。突然
咽
(
のど
)
をしめつけられるような恐怖が私を襲ってきた。私はいきなり病人の方をふり向いた。
風立ちぬ
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
咽
(
のど
)
なきやぶるばかりのひよどりの声々、高き梢に聞ゆるに、窻を開きてそこかこゝかとうち見れば、そこにもあらず、こゝにもあらず、窻を閉ぢて書を
披
(
ひら
)
けば一層高く聞ゆめり。
秋窓雑記
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
学校帰りの子供達が、
渡
(
わた
)
し船を待っていた。私が
殴
(
なぐ
)
られるのを見ると、子供達はドッと笑った。鼻血が
咽
(
のど
)
へ流れて来た。私は青い海の照り返りを見ながら、
塩
(
しょ
)
っぱい
涙
(
なみだ
)
を
啜
(
すす
)
った。
風琴と魚の町
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
渦を巻いておそいかかる
咽
(
のど
)
を
灼
(
や
)
くような熱い烈風、嘘のように平安なお
祖父
(
じい
)
さんの寝顔、そしてごうごうと
咆
(
ほ
)
え狂う焔の音のなかから、哀訴しむせび泣くようなあの声が聞える。
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
画家だったらそれを美術館に入れ、思想家だったらそれを図書館に入れた。反抗者がいくら
咽
(
のど
)
をからして無法なことを叫んでも
甲斐
(
かい
)
がなかった。彼らは聞こえないふうを装った。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
見、
咽
(
のど
)
のかわいている者は夢の中で飲み水を飲むと、
諺
(
ことわざ
)
にもいわれています。おまえもまたその人たちと同類で、あまり待ちわびたので夢に見たのでしょう。よく心を落着けなさい
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
僕は民さんそれじゃ……と言うつもりでも
咽
(
のど
)
がつまって声が出ない。民子は僕に包を渡してからは、自分の手のやりばに困って胸を
撫
(
な
)
でたり
襟
(
えり
)
を撫でたりして、下ばかり向いている。
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
それに何だか
咽
(
のど
)
が締るようで、髪の毛が一本一本上に向いて立つような心持がする。どうぞ帰ってくれい。お前は死だな。ここに何の用がある。ええ気味の悪い。どうぞ帰ってくれい。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
烟
(
けふ
)
りを
吹
(
ふ
)
いて
耳
(
みゝ
)
を
立
(
た
)
つれば
折
(
をり
)
から
此室
(
こゝ
)
の
軒
(
のき
)
ばに
移
(
うつ
)
りて
妻戀
(
つまご
)
ひありく
猫
(
ねこ
)
の
聲
(
こゑ
)
、あれは
玉
(
たま
)
では
有
(
あ
)
るまいか、まあ
此霜夜
(
このしもよ
)
に
屋根傳
(
やねづた
)
ひ、
何日
(
いつか
)
のやうな
風
(
かぜ
)
ひきに
成
(
な
)
りて
苦
(
く
)
るしさうな
咽
(
のど
)
をするので
有
(
あ
)
らう
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
投出
(
ほうりだ
)
すと、
見
(
み
)
る見る
内
(
うち
)
に、また
四辺
(
あたり
)
が明るくなったので、私も思わず、笑いながら、再び
歩出
(
あゆみだ
)
して、無事に家に帰ったが、何しろ、
塩鰹
(
しおかつお
)
を、そんな一時に食ったので、
途事
(
とちゅう
)
咽
(
のど
)
が
渇
(
かわ
)
いて仕方がない
狸問答
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
“咽(
咽喉
)”の解説
咽喉(いんこう)は、首の一部であり、頸椎の前方にある。内部は咽頭と喉頭から構成され、口の奥、食道と気管の上にある。咽喉の重要な特徴として、食道と気管を分け、食物が気管に入るのを防ぐ喉頭蓋がある。
咽喉には、咽頭と喉頭のほかにさまざまな血管と筋肉がある。哺乳類の咽喉にある骨は、舌骨と鎖骨だけである。
(出典:Wikipedia)
咽
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
“咽”を含む語句
嗚咽
咽喉
幽咽
鳴咽
咽頭
咽泣
咽喉頸
咽喉加答児
欷咽
咽喉笛
咽喉仏
咽喉首
咽喉元
咽元
咽笛
咽喉太
咽喉部
耳鼻咽喉
咽喉自慢
咽返
...