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黄興
ふりがな文庫
“黄興”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうこう
60.0%
くわうこう
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうこう
(逆引き)
いまは
黄興
(
こうこう
)
の一派と孫文の一派の握手もいよいよ実現せられて、中国革命同盟会が成立し、留学生の大半はこの同盟会の党員で、あの人たちの話を聞くと
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
広東
(
かんとん
)
に生れた
孫逸仙等
(
そんいつせんら
)
を除けば、目ぼしい支那の革命家は、——
黄興
(
こうこう
)
、
蔡鍔
(
さいがく
)
、
宋教仁
(
そうきょうじん
)
等はいずれも
湖南
(
こなん
)
に生れている。これは
勿論
(
もちろん
)
曾国藩
(
そうこくはん
)
や
張之洞
(
ちょうしどう
)
の感化にもよったのであろう。
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
黄興(こうこう)の例文をもっと
(3作品)
見る
くわうこう
(逆引き)
その窓を
剰
(
あま
)
した南側の壁と向うの北側の壁とには、
殆
(
ほとん
)
ど軸の
挂
(
か
)
かつてゐなかつた事がない。
蔵沢
(
ざうたく
)
の
墨竹
(
ぼくちく
)
が
黄興
(
くわうこう
)
の「
文章千古事
(
ぶんしやうせんこのこと
)
」と挨拶をしてゐる事もある。
漱石山房の秋
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その窓を
剰
(
あま
)
した南側の壁と向うの北側の壁とには、
殆
(
ほとん
)
ど軸の
挂
(
か
)
かつてゐなかつた事がない。
蔵沢
(
ざうたく
)
の
墨竹
(
ぼくちく
)
が
黄興
(
くわうこう
)
の「
文章千古事
(
ぶんしやうせんこのこと
)
」と
挨拶
(
あいさつ
)
をしてゐる事もある。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
黄興(くわうこう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“黄興”の解説
黄 興(こう こう、1874年 - 1916年)は、清末民初の中国人革命家。革命派の秘密結社・華興会のリーダー。孫文とともに「民国革命の双璧」と称され、あるいはまた、孫文・黄興・章炳麟の3人を称して「革命三尊」と呼ぶことがある。本名は「軫(しん)」であったが、革命運動に身を投じてからは「興」を名乗った。字は克強。
なお、「李有慶」、「張守正」、「岡本義一」、「今村長蔵」、「八指将軍」などの別名(偽名)がある。
(出典:Wikipedia)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈
“黄興”のふりがなが多い著者
高見順
芥川竜之介
太宰治