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鵞
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がちょう
ふりがな文庫
“
鵞
(
がちょう
)” の例文
一週間ほどするうちに、それまで、全く枯野だった草原が、すっかり青くなって、草は
萌
(
めば
)
え、木は枝を伸し、
鵞
(
がちょう
)
や
鶩
(
あひる
)
が、そここゝを這い廻りだした。
雪のシベリア
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
雞の肉や
鵞
(
がちょう
)
の肉、魚、
菓実
(
くだもの
)
、一樽の佳い酒まで買ってきて、それを自分の室へ並べて李幕事夫婦を呼びに往った。
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
そのとき赤児は、第三回目の劇しい咳と引息で
鵞
(
がちょう
)
のように泣いた。ガアガアアアと息をあえいだ。
童子
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
翌朝
(
あくるあさ
)
起きるなりそれまで貯えてあった
僅
(
わずか
)
かな銭を持って、市場に往き、鶏の肉や
鵞
(
がちょう
)
の肉、魚、
菓実
(
かじつ
)
、
一樽
(
ひとたる
)
の
佳
(
よ
)
い酒まで買って来て、それを
己
(
じぶん
)
の
室
(
へや
)
へならべて、李幕事夫婦を呼びに往った。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“鵞(ガチョウ)”の解説
ガチョウ(鵞鳥、鵝鳥、家雁、en: Domestic goose、fr: oie)は、カモ目カモ科ガン亜科の鳥。雁の仲間。家禽。白い姿はアヒルに似ているが互いに別の種。
(出典:Wikipedia)
鵞
漢検1級
部首:⿃
18画
“鵞”を含む語句
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