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鮏
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せい
ふりがな文庫
“
鮏
(
せい
)” の例文
新撰字鏡に鮭の字を
出
(
いだ
)
しゝは
鮏
(
せい
)
と
鮭
(
けい
)
と字の
相
(
あひ
)
似
(
に
)
たるを以て
伝写
(
でんしや
)
の
誤
(
あやま
)
りを
伝
(
つた
)
へしもしるべからず。
鮭
(
けい
)
は
河豚
(
ふぐ
)
の事なるをや。
下学集
(
かがくしふ
)
にも
鮭
(
さけ
)
干鮭
(
からさけ
)
と
並
(
なら
)
べ
出
(
いだ
)
せり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
按
(
あんず
)
るに、
鮏
(
さけ
)
の
鮮鱗
(
とりたて
)
はことさらに
魚臭
(
なまぐさ
)
きものゆゑにやあらん。
鮭
(
けい
)
は
鯸鮐
(
こうち
)
の一名ともいへば
鮏
(
さけ
)
にはいよ/\
遠
(
とほ
)
し。とまれかくまれ
鮏
(
せい
)
の字を知りて
俗用
(
ぞくよう
)
には
鮭
(
けい
)
の字を用ふべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
大
典
(
てん
)
和尚の
学語編
(
がくごへん
)
には
鱖
(
さけ
)
の字を出されたり、
鱖
(
き
)
はあさぢと
訓
(
よむ
)
也。
唐
(
もろこし
)
の
字書
(
じしよ
)
には
鱖
(
き
)
は大口
細鱗
(
さいりん
)
とあれば鮏にるゐせるならん。
字彙
(
じゐ
)
には
鮏
(
せい
)
は
鯹
(
せい
)
の本字にて
魚臭
(
なまぐさし
)
といふ字也といへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“鮏(サケ)”の解説
サケ(鮭、石桂魚、鮏、年魚、Oncorhynchus keta)は、サケ目サケ科サケ属の魚。狭義には種としてのO. keta の標準和名であるが、広義にはサケ類一般を指すことが多い。
ここでは種としての「サケ」、通称「シロザケ」について解説する。
(出典:Wikipedia)
鮏
部首:⿂
16画
“鮏”を含む語句
鮏卵
初鮏
子鮏
干鮏
鮏漁
鰺鮏