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鬘臺
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かつらうけ
ふりがな文庫
“
鬘臺
(
かつらうけ
)” の例文
新字:
鬘台
先
(
さき
)
の
二人
(
ふたり
)
、
頭
(
あたま
)
の
長
(
なが
)
いのと、
何
(
なに
)
かに
黒髮
(
くろかみ
)
を
結
(
むす
)
んだのは、
芝居
(
しばゐ
)
の
樂屋
(
がくや
)
の
鬘臺
(
かつらうけ
)
に、
髷
(
まげ
)
をのせて、
倒
(
さかさ
)
に
釣
(
つる
)
した
風情
(
ふぜい
)
で、
前後
(
あとさき
)
になぞへに
並
(
なら
)
んで、
向
(
むか
)
うむきに
立
(
た
)
つて、
同伴者
(
つれ
)
の、
然
(
さ
)
うして
立淀
(
たちよど
)
んだのを
待
(
ま
)
つらしい。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鬘
漢検1級
部首:⾽
21画
臺
部首:⾄
14画
“鬘”で始まる語句
鬘
鬘下地
鬘下
鬘師
鬘桶
鬘体
鬘台
鬘屋
鬘捻
鬘髭