“鬘髭”の読み方と例文
読み方割合
かずらひげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつぞや薫からもらった衣服の芳香を持ちあぐんだ宿直とのいの侍も鬘髭かずらひげといわれる見栄みえのよくない顔をして客の取り持ちに出ていた。こんな男だけが守護役を勤めているのかと薫は見て、前へ呼んだ。
源氏物語:48 椎が本 (新字新仮名) / 紫式部(著)