トップ
>
鬘下
ふりがな文庫
“鬘下”の読み方と例文
読み方
割合
かつらした
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつらした
(逆引き)
男役になっている女は、頭を
鬘下
(
かつらした
)
にし、荒い縞模様の着物を着ている。二人は相合傘の中で、形をきめると、男役の方が、正面を向いた。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
鬘下
(
かつらした
)
のよく似合ふ、眼の大きい顏が、恐怖と焦燥とに顫へながら、群集の中から何やら搜してゐる樣子でしたが、やがてお靜の眼と眼が會ふと
銭形平次捕物控:118 吹矢の紅
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そうしてその長い
鬢
(
びん
)
の生え際を引き剥がすとそのまま、丸
卓子
(
テーブル
)
の上にうつむいて両手をかけて
仮髪
(
かつら
)
を脱いだが、その下の
護謨
(
ごむ
)
製の肉色をした
鬘下
(
かつらした
)
も手早く一緒に引き剥いで、机の上に置いた。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鬘下(かつらした)の例文をもっと
(9作品)
見る
鬘
漢検1級
部首:⾽
21画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“鬘下”で始まる語句
鬘下地
検索の候補
鬘下地
“鬘下”のふりがなが多い著者
火野葦平
野村胡堂
夢野久作