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高瀬舟
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たかせぶね
ふりがな文庫
“
高瀬舟
(
たかせぶね
)” の例文
堤
(
どて
)
を下りて
市岡新田
(
いちおかしんでん
)
、耕地の闇を四、五町走ると、道はふたたび大川の
洲
(
す
)
へ出て、そこに一
艘
(
そう
)
の
高瀬舟
(
たかせぶね
)
。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高瀬舟
(
たかせぶね
)
は京都の高瀬川を上下する小舟である。徳川時代に京都の罪人が
遠島
(
ゑんたう
)
を申し渡されると、本人の親類が牢屋敷へ呼び出されて、そこで
暇乞
(
いとまごひ
)
をすることを許された。
高瀬舟
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
高瀬舟
(
たかせぶね
)
は京都の
高瀬川
(
たかせがわ
)
を
上下
(
じょうげ
)
する小舟である。徳川時代に京都の罪人が
遠島
(
えんとう
)
を申し渡されると、本人の親類が
牢屋敷
(
ろうやしき
)
へ呼び出されて、そこで
暇乞
(
いとまご
)
いをすることを許された。
高瀬舟
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
渋江氏の一行は本所二つ目橋の
畔
(
ほとり
)
から
高瀬舟
(
たかせぶね
)
に乗って、
竪川
(
たてかわ
)
を
漕
(
こ
)
がせ、
中川
(
なかがわ
)
より
利根川
(
とねがわ
)
に
出
(
い
)
で、
流山
(
ながれやま
)
、
柴又
(
しばまた
)
等を経て
小山
(
おやま
)
に
著
(
つ
)
いた。江戸を
距
(
さ
)
ること
僅
(
わずか
)
に二十一里の路に五日を
費
(
ついや
)
した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“高瀬舟”の解説
高瀬舟(たかせぶね、高瀨舟)もしくは高瀬船とは、日本各地で使用されていた川舟、川船(かわぶね)の一種。
上代から中世にかけて主に河川で用いられた吃水の浅い小船と、近世以降に普及した、川船の代表として各地の河川で貨客の輸送に従事した船とに大別されるkotobank-高瀬舟。
(出典:Wikipedia)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
瀬
常用漢字
中学
部首:⽔
19画
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
“高瀬”で始まる語句
高瀬船
高瀬川
高瀬