食糧しよくれう)” の例文
名を食糧しよくれうの不足にたくして又衆とわかる、明日は天我一行をして文珠岩もんじゆいわを発見せしむるあるをらざるなり、其矇眛もうまいなる心中やあはむにへたり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
いや ロケットに食糧しよくれうみこまなければ!
之れ予等一行にしたがふて利根水源すゐげんたる世人未知の文珠もんじゆ菩薩をはいせんとする為めなり、各蕎麦粉三升をふ、之をへば曰く即ち食糧しよくれうにして、毎日三合づつ之をに入れてみ以てうへしのぐを得
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
食糧しよくれうは米一石餅三斗、之れ十七人の分にして皆人夫をしてはしむ、人夫は此他に各自の食糧しよくれうを各準備じゆんびしたり、其他草鞋わらじ二百足、馬桐油うまとうゆ三枚、鰹節かつをぶし数十本及かまなべ味噌みそ醤油しようゆ食塩しよくゑん等を用意したり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)