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しよくれう
名を
食糧の不足に
託して又衆と
分る、明日は天我一行をして
文珠岩を発見せしむるあるを
知らざるなり、其
矇眛なる心中や
憐むに
堪へたり
いや ロケットに
食糧を
積みこまなければ!
之れ予等一行に
従ふて利根
水源たる世人未知の
文珠菩薩を
拝せんとする為めなり、各蕎麦粉三升を
負ふ、之を
問へば曰く即ち
食糧にして、毎日三合
宛之を
湯に入れて
呑み以て
飢を
凌ぐを得
食糧は米一石餅三斗、之れ十七人の分にして皆人夫をして
負はしむ、人夫は此他に各自の
食糧を各
準備したり、其他
草鞋二百足、
馬桐油三枚、
鰹節数十本及
釜、
鍋、
味噌、
醤油、
食塩等を用意したり