トップ
>
食付
>
くっつ
ふりがな文庫
“
食付
(
くっつ
)” の例文
そうかと思うと
易断
(
うらない
)
に非常な興味を
有
(
も
)
っている。
石龍子
(
せきりゅうし
)
と尾島
某
(
なにがし
)
を大いに崇拝する。代助も二三度御相伴に、
俥
(
くるま
)
で易者の
許
(
もと
)
まで
食付
(
くっつ
)
いて行った事がある。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
余は谷村君の
後
(
うしろ
)
へ
追
(
つ
)
いて事務室の裏へ出た。股野も
食付
(
くっつ
)
いて出た。裏は真四角な庭になっている。無論
樹
(
き
)
も草も花も見当らない、ただの平たい場所である。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
三千代は兄とこの二人に
食付
(
くっつ
)
いて、時々
池
(
いけ
)
の
端
(
はた
)
などを散歩した事がある。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
橋本の
後
(
あと
)
に
食付
(
くっつ
)
いて
手拭
(
てぬぐい
)
をぶら下げて、この橋を渡った時、板の真中で立ち留まって、下を
覗
(
のぞ
)
き込んで見たら、砂が動くばかりで水の色はまるでなかった。十里ほど
上
(
かみ
)
に
遡
(
さかの
)
ぼると
鮎
(
あゆ
)
が
漁
(
と
)
れるそうだ。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“食”で始まる語句
食
食物
食卓
食事
食客
食堂
食膳
食餌
食禄
食料