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風雅
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みやび
ふりがな文庫
“
風雅
(
みやび
)” の例文
だから元より、和歌の道とか、香を聴き分ける事とか、そういう
上﨟
(
じょうろう
)
たちの
風雅
(
みやび
)
も知らねば、難しい
書
(
ふみ
)
読
(
よ
)
む知識も持たなかった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
海老床
(
えびどこ
)
の縁台では、今宵、後の月を賞めるほどの
風雅
(
みやび
)
はなくとも、お
定例
(
きまり
)
の芋、栗、枝豆、
薄
(
すすき
)
の類の
供物
(
くもつ
)
を中に近所の若い衆が寄り合って、秋立つ夜の露っぽく早や四つ過ぎたのさえ忘れていた。
釘抜藤吉捕物覚書:05 お茶漬音頭
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
高華なる君が
風雅
(
みやび
)
も恋ふとなく思ひわすれき。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
さあれ、
風雅
(
みやび
)
に
數奇
(
すき
)
なりし
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
だが、それは、なんと
風雅
(
みやび
)
な文化的表現につつまれて、そんなことがある世かと、
怪訝
(
けげん
)
なうそみたいに、おおいかくされているではないか。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
潮する
人数
(
にんず
)
、
風雅
(
みやび
)
の
衣彩
(
きぬあや
)
に乱れどよむ日。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
僧正の秀歌には主上よりも、
御感
(
ぎょかん
)
のおことばがあり、
女
(
め
)
の
局
(
つぼね
)
や、
蔵人
(
くろうど
)
にいたるまで、さすがは、僧正は
風雅
(
みやび
)
なる
大遊
(
たいゆう
)
でおわすなどと、口を極めていったものです。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
風雅
(
みやび
)
古
(
ふ
)
る
代
(
よ
)
の絵すがたか、杉の深みの
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「
風雅
(
みやび
)
な
御会
(
ぎょえ
)
へまかるのに、ちと仰々しくはあらざるか」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
雅
常用漢字
中学
部首:⾫
13画
“風雅”で始まる語句
風雅集
風雅人
風雅士
風雅男
風雅癖
風雅和歌集