“風流三昧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうりうざんまい50.0%
ふうりゅうざんまい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、風流三昧ふうりうざんまい蘿月らげつむを得ず俳諧はいかいで世を渡るやうになり、おとよ亭主ていしゆ死別しにわかれた不幸つゞきにむかしを取つた遊芸いうげいを幸ひ常磐津ときはづ師匠ししやう生計くらしを立てるやうになつた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
で、風流三昧ふうりゅうざんまいの蘿月はやむをえず俳諧はいかいで世を渡るようになり、お豊はその亭主に死別れた不幸つづきに昔名を取った遊芸を幸い常磐津ときわずの師匠で生計くらしを立てるようになった。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)