“風流譚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうりゅうたん50.0%
ふうりゅうだん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして酔いがまわりだすと風流譚ふうりゅうたんを始め、いきなり京太の肩を突きとばしたり、大きな口をいっぱいあけてけらけら笑ったりした。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
かみさんたちの亭主どもはこのパーティーを大いによろこんだ、というのは、自分たちのかみさんが、このパーティーで珍しい風流譚ふうりゅうたんをいろいろ仕入れてくるからである。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
わけて、そのみちにかけては、なみならぬ好色のお聞こえある法皇のことなので、院中かくれもなき風流譚ふうりゅうだんとなっていたのである。