風流譚ふうりゅうたん)” の例文
そして酔いがまわりだすと風流譚ふうりゅうたんを始め、いきなり京太の肩を突きとばしたり、大きな口をいっぱいあけてけらけら笑ったりした。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
かみさんたちの亭主どもはこのパーティーを大いによろこんだ、というのは、自分たちのかみさんが、このパーティーで珍しい風流譚ふうりゅうたんをいろいろ仕入れてくるからである。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)