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顔附
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かほつき
ふりがな文庫
“
顔附
(
かほつき
)” の例文
旧字:
顏附
婆さんの前では小娘の様に
嬉
(
うれ
)
し
相
(
さう
)
な
顔附
(
かほつき
)
をして
物言
(
ものいひ
)
も甘えたやうな調子である。そして一日に幾
度
(
ど
)
となく額や手に接吻を交換して居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
十人ばかりの子供達のなかには、まだこの間、佐渡ヶ島から越して来たばかりの、色の黒いぬけめのない
顔附
(
かほつき
)
の子がゐた。みんなはその子を囲んで佐渡ヶ島の話をきいてゐた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
幕間
(
まくあひ
)
に成つたので老文豪コルネエユが再び楽屋へ
入
(
はひ
)
つて来たが、モリエエルが
何時
(
いつ
)
になく不興な
顔附
(
かほつき
)
をして冷淡な応答をするので
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
倫敦
(
ロンドン
)
へ来て気の附く事は、街の上でも公園でも
肉附
(
にくづき
)
の
好
(
い
)
い
生生
(
いき/\
)
とした
顔附
(
かほつき
)
の
児
(
こ
)
供を
沢山
(
たくさん
)
に見受ける事と、若い娘の多くが活発な姿勢で自由に外出して居る事とである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“顔”で始まる語句
顔
顔色
顔容
顔馴染
顔付
顔貌
顔立
顔面
顔触
顔料