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額際
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ひたへぎは
ふりがな文庫
“
額際
(
ひたへぎは
)” の例文
手桶
(
てをけ
)
をも
其處
(
そこ
)
に
投出
(
なげいだ
)
して一つは
滿足
(
まんぞく
)
成
(
なり
)
しが一つは
底
(
そこ
)
ぬけに
成
(
な
)
りけり、
此桶
(
これ
)
の
價
(
あたゑ
)
なにほどか
知
(
し
)
らねど、
身代
(
しんだい
)
これが
爲
(
ため
)
につぶれるかの
樣
(
やう
)
に
御新造
(
ごしんぞ
)
の
額際
(
ひたへぎは
)
に
青筋
(
あをすぢ
)
おそろしく、
朝飯
(
あさはん
)
のお
給仕
(
きうじ
)
より
睨
(
にら
)
まれて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
手桶をも
其処
(
そこ
)
に
投出
(
なげいだ
)
して一つは満足成しが一つは底ぬけに成りけり、
此桶
(
これ
)
の
価
(
あたゑ
)
なにほどか知らねど、身代これが
為
(
ため
)
につぶれるかの様に御新造の
額際
(
ひたへぎは
)
に青筋おそろしく、
朝飯
(
あさはん
)
のお給仕より
睨
(
にら
)
まれて
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“額”で始まる語句
額
額縁
額部
額越
額髪
額田
額堂
額口
額田王
額風呂