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頸
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くびすじ
ふりがな文庫
“
頸
(
くびすじ
)” の例文
亀の子はお
爺
(
じい
)
さんのような
皺
(
しわ
)
だらけな
頸
(
くびすじ
)
をのばし、口は横まで一ぱいに裂け、冷やかな眼をうごかさずによせている。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
鼓村氏は閉口した時にする、頭の
尖
(
さき
)
の方より、
頸
(
くびすじ
)
の方が太いのを縮めて、それが、わざと押込みでもするかのように、広い額に手をあてながら座についた。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
太い赤い
頸
(
くびすじ
)
に金茶色の毛がモジャモジャしている、眼鏡をかけた男と、キチキチした、黒っぽく光る
上衣
(
うわぎ
)
に、腰の方だけ沢山ひだを重ねて広がった服をきている、意地のわるそうに
尖
(
と
)
がった
旧聞日本橋:05 大丸呉服店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
錦子が、はずかしがって
項垂
(
うなだ
)
れると、
頸
(
くびすじ
)
から背中の
生毛
(
うぶげ
)
が金色に
覗
(
のぞ
)
かれた。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“頸(
首
)”の解説
くび(首、頸, neck)とは頸部(けいぶ)、すなわち、人体において頭(頭部)と胴体をつなぐ部位である。
日本語ではまた、頭部そのものを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
“頸”を含む語句
頸首
頸筋
頸飾
御頸
襟頸
頸足
頸毛
頸圏
頸動脈
頸脚
頸輪
頸城
頸部
頸窪
頸元
頸根
頸巻
頸骨
頸低
岩頸
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