“御頸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おくび25.0%
おほみくび25.0%
おんうなじ25.0%
ミクビ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この御頸おくびけたたまの名をミクラタナの神と申します。次に月讀つくよみの命に、「あなたは夜の世界をお治めなさい」と仰せになり、スサノヲの命には、「海上をお治めなさい」と仰せになりました。
ここにその后、紐小刀もちて、その天皇の御頸おほみくびを刺しまつらむとして、三度りたまひしかども、かなしとおもふ情にえへずして、御頸をえ刺しまつらずて、泣く涙、御面おほみおもに落ちあふれき。
共にすすりく伏皇后の白い御頸おんうなじに、燭は暗くまたたいた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊邪那岐命御佩ミハかせる十拳剱トツカツルギを抜きて、其子迦具土神の御頸ミクビを斬り給う。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)