御頸おほみくび)” の例文
ここにその后、紐小刀もちて、その天皇の御頸おほみくびを刺しまつらむとして、三度りたまひしかども、かなしとおもふ情にえへずして、御頸をえ刺しまつらずて、泣く涙、御面おほみおもに落ちあふれき。