“頸根”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くびね62.5%
うなね37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
グレ さうよなァ、頸根くびねは、ろうなら、頸輪コラー首枷くびかせ)からッこいてゐるがよいてや。(罪人にはならぬがよいてや)。
両足を踏張ふんばって、組み合せた手を、頸根くびねにうんと椅子の背にもたれかかる。仰向あおむく途端に父の半身画と顔を見合わした。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
おのがじし頸根うなねかい曲げ寝る鳥の今宵のねむりあたたかくこそ
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
頸根うなねつきかさりかさりと夕さむし草ほこり掻く修道士ふたり
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)