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領
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うなず
ふりがな文庫
“
領
(
うなず
)” の例文
「ええ」と
領
(
うなず
)
きながら、ぼくはふいと目頭が熱くなったのに、自分で
驚
(
おどろ
)
き、汗を
拭
(
ぬぐ
)
うふりをすると、
慌
(
あわ
)
てて船室に駆け降りました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
筒井はだまって
領
(
うなず
)
いて見せた。この四年のあいだに女としてまもるものを守った彼女は、なにか苦行を終えた後のような身の軽さが感じられた。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
廉平は雲を
抱
(
いだ
)
くがごとく上から望んで、見えるか、見えぬか、
慌
(
あわただ
)
しく
領
(
うなず
)
き答えて、直ちに丘の上に
踵
(
くびす
)
を
回
(
めぐ
)
らし、
栄螺
(
さざえ
)
の形に切崩した、処々足がかりの段のある坂を縫って、ぐるぐると
駈
(
か
)
けて下り
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わたしは
領
(
うなず
)
いてみせた。
灯台鬼
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
“領”の意味
《名詞》
(リョウ) 保有する土地。
(出典:Wiktionary)
“領”の解説
領(りょう)は、日本の中世から近世にかけて用いられた行政区分、および地域区分である。
(出典:Wikipedia)
領
常用漢字
小5
部首:⾴
14画
“領”を含む語句
首領
領主
占領
受領
大統領
領袖
要領
領分
頭領
管領
領地
総領
領域
惣領
領巾
押領
横領
領土
統領
本領
...