トップ
>
音聲
>
ものごゑ
ふりがな文庫
“
音聲
(
ものごゑ
)” の例文
新字:
音声
背後
(
うしろ
)
に目が無ければ何の氣もつかずに居ました、夫れでも
音聲
(
ものごゑ
)
にも心づくべき筈なるに、私は餘程の鈍に成りましたと下を向いて身を恥れば
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
貴孃
(
あなた
)
は
齋藤
(
さいとう
)
の
阿關
(
おせき
)
さん、
面目
(
めんもく
)
も
無
(
な
)
い
此樣
(
こん
)
な
姿
(
なり
)
で、
背後
(
うしろ
)
に
目
(
め
)
が
無
(
な
)
ければ
何
(
なん
)
の
氣
(
き
)
もつかずに
居
(
ゐ
)
ました、
夫
(
そ
)
れでも
音聲
(
ものごゑ
)
にも
心
(
こゝろ
)
づくべき
筈
(
はづ
)
なるに、
私
(
わたし
)
は
餘程
(
よつぽど
)
の
鈍
(
どん
)
に
成
(
な
)
りましたと
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いて
身
(
み
)
を
恥
(
はぢ
)
れば
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
聲
部首:⽿
17画
“音聲”で始まる語句
音聲迄