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雷喝
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らいかつ
ふりがな文庫
“
雷喝
(
らいかつ
)” の例文
と、
駈
(
か
)
けよりざま、
雷喝
(
らいかつ
)
一
声
(
せい
)
、闇からうなりをよんだ一
条
(
じょう
)
の
鉄杖
(
てつじょう
)
が、ブーンと釣瓶もろとも、影武者のひとりをただ一
撃
(
げき
)
にはね飛ばした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
荒胆
(
あらぎも
)
では、人におくれをとらない諸武将すら、度胆をぬかれた顔しているので、たまりかねて曹操が
雷喝
(
らいかつ
)
した。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
双方の駒は
泡
(
あわ
)
を噛んで、いななき立ち、一上一下、
剣閃槍光
(
けんせんそうこう
)
のはためく下に、駒の八
蹄
(
てい
)
は砂塵を蹴上げ、
鞍上
(
あんじょう
)
の人は
雷喝
(
らいかつ
)
を発し、勝負は容易につきそうもなかった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
雷喝
(
らいかつ
)
しながら、前方に立ちはだかった大将と一軍を見れば、蜀中に猛将の名ある
魏延
(
ぎえん
)
であった。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錆
(
さび
)
のある老声だが、ヒッソリした大気にひびいて、いかにも
雷喝
(
らいかつ
)
したようだった。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
喝
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
“雷”で始まる語句
雷
雷鳴
雷門
雷霆
雷神
雷光
雷雨
雷同
雷火
雷竜