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附加
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つけた
ふりがな文庫
“
附加
(
つけた
)” の例文
持主は又
附加
(
つけた
)
して、
斯
(
この
)
種牛の肉の
売代
(
うりしろ
)
を分けて、亡くなつた牧夫の追善に供へたいから、せめて其で仏の心を慰めて呉れといふことを話した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「その上若い女に
祟
(
たた
)
ると御負けを
附加
(
つけた
)
したんだ。さあ婆さん驚くまい事か、僕のうちに若い女があるとすれば近い内貰うはずの宇野の娘に相違ないと自分で見解を
下
(
くだ
)
して独りで心配しているのさ」
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
『
殆
(
ほと
)
んど二
哩
(
マイル
)
も
高
(
たか
)
い』と
女王樣
(
ぢよわうさま
)
がお
附加
(
つけた
)
しになりました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
「お徳には少し気の毒だけれど」と細君は
附加
(
つけた
)
した。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「まあ、私達は先生方が産んで下すった子供なんです」と青木は
附加
(
つけた
)
した。
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
なぜと聞くと、今夜は古賀に気の毒だから——それにどうせ撲るくらいなら、あいつらの悪るい所を見届けて現場で撲らなくっちゃ、こっちの落度になるからと、分別のありそうな事を
附加
(
つけた
)
した。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
と、その男は
附加
(
つけた
)
して言った。
朝飯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
とも
附加
(
つけた
)
した。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“附加”の意味
《名詞》
附 加(ふか)
あるものの上に付け加えること。
(出典:Wiktionary)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
附合
附纏
附木
附人
附絡
附物