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売代
ふりがな文庫
“売代”の読み方と例文
旧字:
賣代
読み方
割合
うりしろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うりしろ
(逆引き)
持主は又
附加
(
つけた
)
して、
斯
(
この
)
種牛の肉の
売代
(
うりしろ
)
を分けて、亡くなつた牧夫の追善に供へたいから、せめて其で仏の心を慰めて呉れといふことを話した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
わが身は父上と共に家財を
売代
(
うりしろ
)
なし、親子の巡礼の姿となりて四国路さして行く程もなく、此の山中に迷ひ入り、此の寺に一夜の宿を借り候ひぬ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
もしも少しのお金にて済む事ならば、我が身のかざり髪の道具も何ならむ。残らず
売代
(
うりしろ
)
してなりとも、方様のお身を自由にさせまし、我も恋しきお顔見たけれど。
葛のうら葉
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
売代(うりしろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“売”で始まる語句
売
売女
売卜者
売卜
売僧
売買
売捌
売出
売国奴
売淫
“売代”のふりがなが多い著者
清水紫琴
甲賀三郎
島崎藤村
夢野久作