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鐵火箸
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かなひばし
ふりがな文庫
“
鐵火箸
(
かなひばし
)” の例文
新字:
鉄火箸
鐵火箸
(
かなひばし
)
のやうに痩せて、火箸のやうに
芯
(
しん
)
が強く、達辯で戰鬪的で、半九郎に取つては申分のないパートナーだつた樣子です。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
俺
(
お
)
ら、
爺樣
(
ぢいさま
)
に
鐵火箸
(
かなひばし
)
で
打
(
ぶ
)
つ
飛
(
と
)
ばさつて、
骨接
(
ほねつぎ
)
へ
行
(
い
)
つて
來
(
き
)
た
處
(
とこ
)
だが、
忙
(
いそが
)
し
處
(
ところ
)
酷
(
ひで
)
え
目
(
め
)
に
逢
(
あ
)
つちやつた」
勘次
(
かんじ
)
はそれでも
口
(
くち
)
が
澁
(
しぶ
)
つて
思
(
おも
)
ふ
樣
(
やう
)
にいへなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
雞
(
にはとり
)
げやんなそつちに
別
(
べつ
)
にして
有
(
あ
)
んだから
撒
(
ま
)
いてやんだらそつちのがにして
呉
(
く
)
ろつちつたのよ、
雞
(
にはとり
)
げなんざ
勿體
(
もつてい
)
ねえな、さうしたらいきなり
鐵火箸
(
かなひばし
)
で
俺
(
お
)
れこと
打
(
ぶ
)
つ
飛
(
と
)
ばして
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
源太郎は何時の間にか、片肌を脱いで、
鐵火箸
(
かなひばし
)
のやうな脛をピタリピタリと叩いて居ります。
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鐵
部首:⾦
21画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
箸
常用漢字
中学
部首:⽵
15画
“鐵火”で始まる語句
鐵火
鐵火者